認定NPO法人日本都市計画家協会(JSURP)では、公益事業として、地域主体のまちづくり推進事業を実施しています。
全国から公募により地域を選定して、まちづくりを進めたい地域団体への出前講座、地域主体のまちづくりを推進したい自治体への出前講座、短期間のプレイスメイキングを体験して本格実施を検討するプレイスメイキングワークショップ等を実施しています。また、まちづくりを始めたい人が最初によむ本として“みんなのまちづくりNOTE”を作成・公表しており、2022年度は子どもがつなげるまちづくり、団地再生のまちづくりの2テーマで作成しました。
このような活動の締めくくりとして、毎年、活動の報告と参加者の交流を目的として、JSURP地域主体のまちづくりフォーラムを開催しておりました。今年度は、会場とオンラインのハイブリッドで開催します。
全国各地のまちづくりを推進するうえで有効な情報提供を行う目的で、講師の方にレクチャーをいただき、質疑応答、意見交換を行うフォーラムとします。
【開催概要】
日時:2023年3月21日(火・祝日)13:30~15:30
開催方法:会場参加 or オンライン
会場:CityLabTOKYO(東京都中央区京橋3丁目1-1 東京スクエアガーデン6階シティラボ東京)
参加費:無料
申込方法: 以下のメールアドレスへ、【JSURP地域主体のまちづくりフォーラムへの参加希望】というタイトルで、【①氏名、②所属、③まちづくりの活動地域、④会場参加orオンライン参加】をご連絡ください。
申込先メールアドレス:uchiyama@almec.co.jp (JSURP理事・内山征)
受付締切日:2023年3月18日(土)迄
【プログラム】
①基調講演:地域主体のまちづくり 芝浦工業大学鈴木俊治教授
地域主体のまちづくりを進めるうえでのアドバイス参加者との質疑応答
②出前講座やプレイスメイキングワークショップの活動報告&ディスカッション
グループに分かれて(会場+ZOOMのブレイクアウトルーム)、2022年度に実施した出前講座やプレイスメイキングワークショップの結果を報告し、参加者で意見交換をします。
③フリーディスカッション:地域主体のまちづくりについて
グループでの意見交換の結果をもとに、全体で、地域主体のまちづくりを推進するために必要なことについて意見交換します。
進行:高鍋剛(JSURP副会長)
【主催・問合せ】認定特定非営利活動法人 日本都市計画家協会
認定NPO法人日本都市計画家協会
担当理事 内山征
認定NPO法人 日本都市計画家協会では、2017年度より、住民団体・商店街・NPO・民間企業等が主体となる“地域主体のまちづくり”を支援するため、出前講座を実施してきました。今年度も対象地域、自治体を募集いたします。
※留意点:2019年度以降に、このプログラムの対象となった地域、自治体は、同じメニューを応募することはできません。例えば、地域向け出前講座を実施した地域が、プレイスメイキングワークショップを申請することは可能です。ご注意ください。
①地域向け出前講座(募集数:5地域)
地域主体のまちづくりに取り組みたいと思っている地域団体が対象です。
対象団体からテーマの要望を出していただき、当協会はそのテーマにあった講師を派遣します。講師2人を3回派遣することが基本となります。
各回のプログラムは、前半は講師によるレクチャーを行い、後半は自分たちのまちでのまちづくりを進めるための協議(ワークショップ)を実施します。
実施に係る講師報奨費や旅費、資料印刷費等の経費は当協会が負担します。
具体的なまちづくり活動が計画されている団体や、2022年度はウォーカブル、エリアマネジメント、プレイスメイキング、エリアプラットフォームなど、まちなか再生につながる活動を計画している団体を優先して選定します。
各回終了後に、参加者名簿の提出と参加者アンケートにご協力いただきます。また、団体の代表の方に、年度末に開催するJSURP地域主体のまちづくりフォーラム(リモート会議形式)へ参加していただきます。
<実施例>
平塚駅周辺地区では、平塚まちなか活性化隊の要請を受けて、まちなかの拠点づくりの講座を実施しました。その後、まちなかベースきちきちを開設し、まちの交流拠点として運営されています。
②自治体向け出前講座(募集数:3自治体)
地域主体のまちづくりを推進したいと考えている自治体が対象です。
対象自治体からテーマの要望を出していただき、当協会はそのテーマにあった講師を派遣します。2022年度はウォーカブル、エリアマネジメント、プレイスメイキング、エリアプラットフォームなど、まちなか再生につながるテーマを要望する自治体を優先して選定します。
講師3人を1回派遣することが基本となります。
プログラムは、前半は講師によるレクチャーを行い、後半は対象の自治体でまちづくりを進めるための協議(ワークショップ)を実施します。
実施に係る講師報奨費や旅費、資料印刷費等の経費は当協会が負担します。
終了後に、参加者名簿の提出と参加者アンケートにご協力いただきます。また、代表の方に、年度末に開催するJSURP地域主体のまちづくりフォーラム(リモート会議形式)へ参加していただきます。
③プレイスメイキングワークショップ(募集数:2地域)
プレイスメイキングとは、「場づくり」です。今年度は、駅前広場や公園、道路等の公共空間を活用して、人々が交流・活動する場をつくることを想定します。
この事業は、プレイスメイキングを取り組んでみたい地域団体が対象です。
本格的なプレイスメイキングに取り組む前に、短期間の実験・体験と、本格実施に向けた作戦会議のためのワークショップを行うことを目的に行います。
実施に係る講師報奨費や旅費と、資料印刷費、プレイメイキングに関わるイス・テーブル等の機材のレンタル費等の経費(30万円程度)は当協会が負担します。
<実施例>
日立市の常陸多賀駅周辺地区では、「Go on 常陸多賀」というまちづくり団体が茨城大学の学生と協働で、常陸多賀駅の駅前広場に面する空き店舗を借り、1週間のまちの拠点づくりと、そこを作業場としてDIYによりイス・テーブルをつくり、まちなかの交流スペースづくりを行いました。
上記の3つのプログラムについて、募集を行います。
【応募方法】下記に掲載している要望書をご記入の上、下記の連絡先までメールにてお送りください。
【応募締切】2022 年7 月20 日
※なお、7 月20 日の時点で予定の実施地区数に達しない場合は、期間を延長して募集いたします。
候補に心当たりのある方、質問等のある方も、以下の連絡先へご連絡ください。よろしくお願いいたします。
連絡先:認定NPO法人日本都市計画家協会
理事 内山 征 (うちやま すすむ)
<参考> テーマの例
テーマ |
概要 |
ウォーカブル |
まちなかを歩きやすく、また、歩道や広場を交流・賑わいの場にすることで歩行者の利便増進を図る |
エリアマネジメント |
地域団体や企業が協力して、まちなかでの地域の価値を高めるための活動 |
プレイスメイキング |
まちなかで、道路や公園、広場等を活用して交流や滞留の場をつくる活動 |
エリアプラットフォーム |
官民連携のまちづくりの体制づくり |
まちなかの活性化 |
住民や商店主による空き店舗対策、イベント、商品開発等の活動 |
まちなかの拠点運営 |
コミュニティプレイスやコワーキングスペースなどの交流スペースの企画・運営 |
公共空間活用 |
交流の場等を目的とした道路や広場等の公共空間の活用、社会実験 |
空き家・空き店舗対策 |
空き家や空き店舗を減らすためのまちづくり |
住宅地マネジメント |
住宅地の維持管理、高齢化や空き家が増える住宅地の再生 |
地域自治・ 集落・地域の運営 |
過疎地集落の自治活動、運営組織の設立、震災復興支援、町内会等地域組織の再構築支援 |
パークマネジメント |
地域コミュニティや民間事業者による公園利活用方策、管理運営手法・体制づくりの提案と実践 |
防災まちづくり |
防災機能の強化を目指した地域活動 |
復興まちづくり |
大規模災害の被災地でのコミュニティ再生等の復興まちづくり |
景観まちづくり |
地域活動による街並み保全、形成の活動 |
健康福祉のまちづくり |
健康・福祉の視点からの地域活動 |
観光まちづくり |
観光振興のための取組、組織づくり |
コミュニティ交通 |
住民の助け合いによる移動手段の確保(ボランティア送迎システム) |
団地再生 |
団地再生のビジョンづくり、再生方策の検討・提案、地域活動の運営支援 |
民間開発 |
民間事業者による開発や再開発事業 |
マスタープラン・ 土地利用計画 |
市町村の都市マスタープラン、土地利用計画、都市計画制度全般の活用方策検討、自治体独自の制度設計 |
まちづくりルール
|
地区計画、まちづくり協定など、まちを良くするための自分たちのルールづくり |
プレイパーク |
プレイパークの作り方、運営の仕方 |
歴史的街並みを活用したまちづくり |
歴史的な建物の活用、街並みの保存 |
<実施までの流れ>
<実施までの流れ>
<プログラムの例>
※プレイスメイキングワークショップは、事前にプレイスメイキングの実験を実施。
<その他>
認定NPO法人日本都市計画家協会(JSURP)では、公益事業として、地域主体のまちづくり推進事業を実施しています。
全国から公募により地域を選定して、まちづくりを進めたい地域団体への出前講座、地域主体のまちづくりを推進したい自治体への出前講座、短期間のプレイスメイキングを体験して本格実施を検討するプレイスメイキングワークショップ等を実施しています。また、まちづくりを始めたい人が最初によむ本として“みんなのまちづくりNOTE”を作成・公表しており、2021年度はウォーカブルなまちづくり、地方都市でのエリアマネジメントの2テーマで作成しました。
このような活動の締めくくりとして、毎年、活動の報告と参加者の交流を目的として、JSURP地域主体のまちづくりフォーラムを開催しておりました。今年度は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響から、フルリモートで開催することとします。
全国各地のまちづくりを推進するうえで有効な情報提供を行う目的で、お二人の講師の方にレクチャーをいただき、質疑応答、意見交換を行うフォーラムとします。
【開催概要】
日時:2022年3月7日(月) 19:00~21:00
開催方法:オンラインZOOM開催
参加費:無料
申込方法: 以下のメールアドレスへ、【JSURP地域主体のまちづくりフォーラムへの参加希望】というタイトルで、【①所属、②お名前、③連絡先のメールアドレス】をご連絡ください。
申込先メールアドレス:uchiyama@almec.co.jp (JSURP理事・内山征)
受付締切日:2022年3月3日(木)12:00迄
【プログラム】
(1)開会
(2)JSURPのご紹介
(3)活動報告
①出前講座等の開催地域からの報告
②富山県氷見市中央町商店街地区からの出前講座の実施概要の報告
(4)レクチャー
①エリアプラットフォームについて(ハートビートプラン 泉英明氏)
官民連携のまちづくりを推進する上で、多様な人材が集積するエリアプラットフォームを構築することは重要です。国交省では、エリアプラットフォームの構築やビジョンづくりについて補助を行っています。
各地のエリアプラットフォームで、専門家として参加している泉英明氏に、エリアプラットフォームの概要とご自身のお考えをレクチャーいただきます。
②まちづくりの資金について(コングラント 佐藤正隆氏)
地域主体のまちづくりを進める上で、活動資金を確保することは重要です。
佐藤正隆氏は、「NPOのための寄付システム」のサービスを提供する事業を行っています。ご参加いただく地域の方々、自治体の方々へ、まちづくりの資金確保について、ご参考にしていただきたく、コングラントの事業内容について、お話しいただきます。
(5)質疑応答・意見交換
①質疑応答
エリアプラットフォーム、まちづくりの資金について、講師の方へ質問し、回答して頂きます。
予め、メールにて、質問内容をお送りいただけると、講師の方へ事前にお伝えできます。
②地域主体のまちづくりを推進するために必要なこと
地域主体のまちづくりを推進するうえで必要なこと、あるいは、JSURPの地域主体のまちづくり推進事業の工夫すべき点などについて、参加者で意見交換をします。
(6)閉会
【主催】認定特定非営利活動法人 日本都市計画家協会
プロデュース・内山征(JSURP理事)