JSURPまちづくりカレッジ2018−001
「プランニングの“これまで”と“これから”〜 都市制度の系譜とこれからの都市計画理論 〜」
プロデュース:関宏光&佐々木晶二
都市にまつわる制度(以下、都市制度)は、年を重ねるたびに多様化・高度化し、推進力をもった取組みが増えています。それに伴い、それを使いこなす側の力量の向上も求められる中、多様化・高度化する都市制度の課題を認識し、その場に合わせた創意工夫を凝らすなど、技術開発も盛んです。
本講座では、都市制度の系譜をたどりながら、制度創設の背景や今日に至る取組みの発展性を認識しつつ、近年潮流となっている取組みに焦点を当てる。現場において、都市制度がどのような役割、効果を発現し、プラン立案者側が都市制度をどう使い、どのように創意工夫しているのか、また現在どのような課題があるのか、参加者と一緒に考え、これからのプランニングを探ります。
第1回 9月5日(水)
都市にまつわる制度の系譜
講師:佐々木 晶二/元国土交通省
第2回 9月20日(木)
大都市中心部の都市再生の潮流
講師:田島 泰/(株)日本設計 常務執行役員
都市計画群長
第3回 10月2日(火)
エリアリノベーションの現場からみた都市計画への課題と期待
講師:嶋田 洋平/らいおん建築事務所 代表取締役
第4回 10月30日(火)
観光手法と都市計画手法を活かした地域産業の活性化
講師:川原 晋/首都大学東京都市環境学部観光科学科 教授
第5回 11月19日(月)
郊外住宅地・団地の形成と再生
講師:中西 正彦/横浜市立大学国際総合科学学部まちづくりコース 准教授
締め切り:8月31日(金)
定員:35名
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JSURPまちづくりカレッジ2018−002
「パブリックスペース・デザインレビュー」
プロデュース:大薮善久&熊谷玄
今日、まちづくりや地方創生において、これまで以上にパブリックスペースが期待されています。人が集い交わる場づくりが求められているなか、コンテンツやソフト、プロセス重視の時代の潮流がありますが、果たしてパブリックスペースのデザインの役割はどういったものでしょうか?
本講座では、デザインだけではなく、まちづくりや仕組みづくりまで手掛けるデザイナーの方に登壇頂き、手掛ける最新事例を題材に、デザイナー自身が語るパブリックスペースのデザインの狙いとその実態をレビュー、議論を行い、これからの時代における、デザインの役割を考えます。
第1回 9月7日(金)
道のデザイン-松山市 花園町通り-
講師: 吉谷 崇氏/(株)設計領域
第2回 10月19日(金)
公園のデザイン-豊島区 南池袋公園-
講師: 平賀達也氏/(株)ランドスケーププラス
第3回 11月9日(金)
暫定利用のデザイン-札幌市 コバルドオリ-
講師: 林 匡宏氏/(株)北海道日建設計
第4回 11月30日(金)
橋のデザイン-長崎市 表門橋-
講師: 渡邉竜一氏 /(株)ネイ&パートナーズジャパン
第5回 12月20日(木)
場づくりのデザイン-中央区 HAMA HOUSE-
講師:水代 優氏/(株)good mornings+西田 司氏/(株)オンデザインパートナーズ
締め切り:8月31日(金)
定員:35名
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JSURPまちづくりカレッジ2018−003
「まちの可能性を切り拓くモビリティデザイン」
プロデュース:三浦詩乃&中野卓
人々の生活シーンの中で「移動(モビリティ)」が占める時間・空間はともに大きく、まちの可能性を広げる切り口の一つです。特に近年は徒歩、公共交通、自転車といった交通手段を活かす人間中心のまちづくりが注目されており、都市空間と交通の要素を総合的にデザインに反映させながら、まちの将来像を描く視点をもつことの重要性が高まっています。
本講座では現在進行形で地域に入り、プロジェクトを実現させている講師とゲストを招き、モビリティデザインの概念とその実践を学んでいきます。
第1回 10月15日(月)
モビリティ・デザインとは-人々の移動から街を見つめなおす
講師: 中村文彦/横浜国立大学 ゲスト:高鍋 剛 /Jsurp・都市環境研究所
第2回 11月13日(火)
都市開発ビジョンとモビリティ-東京副都心・駅周辺開発を対象に
講師:中村文彦/横浜国立大学
第3回 12月10日(月)
移動を読み解くデータと思考プロセス
講師:中村文彦/横浜国立大学
第4回 1月21日(月)
都市デザインにおける交通戦略の役割
講師:中村文彦/横浜国立大学 ゲスト:出口 敦 /東京大学
第5回 2月13日(水)
モビリティ・デザインに触れる
講師:中村文彦/横浜国立大学
締め切り:10月12日(金)
定員:35名
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JSURPまちづくりカレッジ2018−004
「世界のパブリック・スペースを読む」
〜海外からの視点を通して日本のパブリック・ライフの現在地を考える〜
プロデュース: 望月健太&園田聡
近年、プレイスメイキングやエリアマネジメントの一環として積極的な活用が図られているパブリック・スペース。国や地方自治体による規制緩和も進んだことで、多様な活用ができるようになってきています。多様なアクティビティを生み出すことや都市への愛着を育てることは、都市での暮らしを豊かにするために重要であり、パブリック・スペースはそういった活動の受け皿になります。この講座では世界の都市のパブリック・スペースを読み解き、そこから日本の都市を見つめ直すことで、日本のパブリック・ライフの現在地を考えます。
第1回 9月3日(月)
世界のパブリック・スペースの読み方〜アクティビティの視座から都市を読む〜
講師:上田 孝明/(株)日建設計 NIKKEN ACTIVITY DESIGN lab
第2回 9月14日(金)
ドイツ編:ベルリンの住民自治型エコビレッジ〜クラブから生まれた都市の新たなパブリックの形〜
講師:園田 聡/(有)ハートビートプラン
第3回 9月28日(金)
イギリス編:ロンドンのストリート・マーケット〜都市へのコミットメントとしてのマーケット〜
講師:鈴木 美央/O+Architecture
第4回 10月12日(金)
オランダ編:アムステルダムの公共デザイン〜都市の資源を活かした豊かなパブリックの在り方〜
講師:飯石 藍/公共R不動産・(株)NEST
第5回 11月5日(月)
アメリカ編:サンフランシスコのストリート〜都市の余白をアメニティに変えるパークレット〜講師:遠藤 新/工学院大学建築学部教授
締め切り:8月31日(金)
定員:35名
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JSURPまちづくりカレッジ2018−005
「人口減少時代の住まいと暮らし方」
〜「誰もがきちんとした場所で暮らせる環境づくり」について〜
プロデュース:中川智之&内山征
人口減少・高齢化が進展する我が国において、未来の住まいや暮らしに展望が見いだせるのか?。高齢者から一人親世帯、ジェンダーまで生活弱者呼ばれる人たち誰もがきちんとした場所で暮らせる環境を実現するための政策・まちづくりのベクトルは? 昨年度、住宅セーフティネット法が改正され、今後、住宅確保要配慮者(高齢者、低所得者、障害者、一人親世帯等)の住まいと暮らし(見守り等の生活支援サービス)の両輪で居住支援していくことが求められます。
そこで、国土交通省・厚生労働省の政策担当の方と地域の現場で住まいや暮らしの再生に関わっている方を講師として招き、クロストークを通じて政策の動向と現場での取り組みを学ぶとともに、これからの時代における「住まいと暮らし方」について考えます。
第1回 8月20日(月)
空き家活用による地域シェアを考える
講師:大島敦仁/国土交通省住宅局安心居住推進課企画専門官
塩田大成/(株)ビルスタジオ代表取締役
第2回 9月26日(水)
高齢者の安心できる居住と暮らしを考える
講師:武井佐代里/厚生労働省老健局高齢者支援課課長
辻野真貴子/町田市都市づくり部都市政策課
第3回 10月24日(水)
郊外住宅団地の再生を考える
講師:長谷川 洋/国土交通省国土技術政策総合研究所住宅研究部 住宅性能研究官
大友直樹/横浜市建築局都市計画課 課長
第4回 11月22日(木)
コンパクト&ネットワークを現場のまちづくりで考える
講師:丸山宏司/国土交通省関東地方整備局建政部住宅調整官
大須賀 芳雄/奈良県 まちづくり推進局 地域デザイン推進課都市計画室 室長
第5回 12月11日(火)
住まいと暮らし方をパラダイムシフトする
講師:蓑原敬/都市プランナー+佐々木晶/元国土交通省
締め切り:8月17日(金)
定員:30名
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JSURPまちづくりカレッジ2018−006
「エリアマネジメントの実務」〜エリアマネジメントのビジネスモデルの構築に向けて〜
プロデュース:関口 泰子 アドバイザー:丹羽 由佳理
エリアマネジメントに関する様々な取り組みが実践されている今、国による支援制度の構築をはじめエリアマネジメントを巡る状況は大きく変化しており、関心の高まりと同時に、継続的な運営方法や手法の定型化、課題解決策の検討が期待を込めて問われています。本講座では、自立的経済基盤の確立、各種プログラム実施やシティプロモーションをはじめとする運営、公共・公共的空間等の管理、直営事業の展開などについて、現場実践者のレクチャーを軸に、講座出席者と共にワークショップスタイルで議論を行い、エリアマネジメントの実行力を高めるためのビジネスモデル像を探ります。
第1回 8月27日(月)
エリアマネジメントを支える制度~その課題と使い方~
講師:保井 美樹/法政大学 教授+橋口 真依/国土交通省+重松 眞理子/三菱地所(株)
第2回 9月10日(月)
#1_博多:エリアマネジメントとホスピタリティ〜エリア来訪者のホスピタリティ向上とマネジメント方策〜
講師:谷川 麻裕子+尾田 亜沙子/博多まちづくり推進協議会
第3回 10月9日(火)
♯2_梅田:エリアマネジメントとシティセールス〜国内外に向けた情報発信とイベント誘致〜
講師:髙田 梓/梅田地区エリアマネジメント実践連絡会
第4回 11月14日(水)
#3_札幌:エリアマネジメントと収益~稼ぐエリマネ 収益事業の想定~
講師:内川 亜紀/札幌駅前通まちづくり(株)
第5回 12月3日(月)
#4_名古屋:エリアマネジメントと組織〜地権者等エリマネに係る理解促進と自発性喚起〜
講師:佐伯 恵/名古屋駅地区街づくり協議会
締め切り:8月24日(金)
定員:35名
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