7月6日・27日・31日に開催いたします連続セミナー第19シリーズは、大変好評につき、
定員に達しましたので、6月12日をもちまして受付を終了いたしました。
たくさんのお申し込みをいただきまして、誠にありがとうございました。
次回のご参加をお待ちしております。
(NPO)日本都市計画家協会連続セミナー第19シリーズ『 都市農地のこれからを考える 」
- 改正生産緑地法等の影響を踏まえて -
「生産緑地法の2022年問題」が危惧されています。指定から30年が経過
する2022年以降、生産緑地の買取請求が一斉に行われた場合、地方自治体
は財政的理由等から買取ができず、大量の生産緑地が宅地化されてしまうこ
とへの危惧です。
一方、2015年7月の都市農業振興基本法の成立をうけ、生産緑地法の一部
改正が2017年6月15日に施行されるなど、都市農業、都市農地に対する
新たな動きも活発化しています。
本セミナーでは、新たな動きをみせる都市における都市農地保全の意味や必
要性から、改正生産緑地法の趣旨・目的、申出による生産緑地の追加・再指
定等による都市への影響や課題、さらに都市農地活用の実践例を通じて、今
後の都市農地のあり方、農を活かすまちづくりの方向について展望します。
第1回:都市づくりにおける都市農地保全の意味
講師:水口俊典(生産緑地研究会座長)
日時:2018年7月6日(金)19:00-21:00
都市農地(特に市街化区域内農地)は、都市計画上の建前では「いずれ宅地
化すべき土地」として長く扱われてきましたが、都市農業基本法の成立によ
り、「農地は都市にとって有用なもの」という思想の大転換がなされました。
これを受けて、今後の都市づくりに農地をどのように位置づけ、そして活用
すべきかを、研究会の議論を踏まえて語ります。
第2回:都市農地の保全活用について(東京都としての方向性)
講師:加藤範子(東京都都市整備局都市づくり政策部緑地景観課統括課長代理)
福田 浩(武蔵野市都市整備部参事)
日時:2018年7月27日(金)19:00-21:00
昨年公表された「都市づくりのグランドデザイン」において「緑の総量をこ
れ以上を減らさない」を大きな原則として掲げ、農地の保全活用も図るとし
ています。このグランドデザインを受け、具体的にどのような施策を展開し
ようとしているのかについて、武蔵野市等都下基礎自治体の取組を含めて語
ります。
第3回: 都市農地・都市農業を取り巻く農家や地域住民の活動
講師:大橋南海子(㈱まちづくり工房 代表)
日時:2018年7月31日(火) 19:00-21:00
都市農地の保全・活用や都市農業振興に向けた課題、体験農園・水田などの
都市農地の活用、直売・朝市・加工などの6次化や交流イベントに対する農
家や地域住民の取り組み・諸活動について具体的事例を報告し、今後のまち
づくりについて考えます。
コーディネーター:
佐藤啓二((一財)都市農地活用センター常務理事・生産緑地研究会)
受 講 料(3回分):事前振り込み:5000(正会員4000)円、
当日支払:6000(正会員5000)円
場 所:3回とも日本都市計画家協会事務局会議室にて
定 員:25名 ★★25名まで事前振込み先着順とさせていただきます★★
申込方法:お名前、ご所属、ご連絡先をFAX、Eメールいずれかにてご連絡
ください。
申込先・問い合せ先:(NPO)日本都市計画家協会
〒 101-0052 東京都千代田区神田小川町2―10 香取ビルアネックス2階
E-MAIL:jimukyoku@jsurp.jp FAX 03-6273-7492
以上