2018/01/22JSURP仮設市街地研究会公開研究会のご案内

陸前高田・長洞(ながほら)元気村 復興の闘いと支援 2011-2017

 

◆趣旨

 被害が甚大、広域にわたった東日本大震災地の復興は、現在なお進行中

であり、その全体と詳細をつかむことは困難にも思える。そうしたなか、

特に被害が大きかった陸前高田市の復興は、まだまだその途上にある。し

かし、市内の小さな漁村集落・長洞においては、住まいの高台移転、高齢

者による起業、居場所・交流の場づくりなど、被災住民主体の復興まちづ

くりが大きな節目を迎えることができた。

復興はともすればインフラ整備を主とした行政の役割になりがちである。

しかし、眼を地域に向けると、復興の主体は住民であり、最終的な目標は、

被災住民・地域レベルでの生活の復興である。

長洞集落では、被災から6年を経過した2017年4月、高台移転団地の

最後の自力再建が完了。集落の再生は、次のステージに向かうことになっ

た。外部支援者・専門家としては、この集落の闘いと支援の6年間の記録

を『実践!復興まちづくり』」として発刊、広く発信することで、それな

りの役割を果たしたとの思いである。

単に小さな集落だから可能だったのではない。阪神・淡路を機に編み出し

た「仮設市街地4原則」、東日本大震災の復興の現状、専門家の役割につ

いて、また、首都直下地震や東南海地震が危惧されるいま、どのようなこ

とが必要なのか、議論したいと思う。

 

◆開催概要

日時:2018122日(月)1830分~2000

場所:認定NPO日本都市計画家協会 J‘sプレイス

    (東京都千代田区神田小川町2-10 香取ビルアネックス2F)

 

◆報告者:濱田甚三郎 (復興まちづくり研究所・理事長)

     鳥山千尋(復興まちづくり研究所・理事)

           江田隆三(()地域計画連合・代表取締役)

     ◎スペシャルゲスト

 

◆参加費:無料

 

なお、会場で 『実践!復興まちづくり 陸前高田・長洞(ながほら)元

気村 復興の闘いと支援 2011-2017(合同出版)』 を著者割引価格でお買

い求めいただけます。

 

定員:30

お申込み:jimukyoku@jsurp.jp

 

 

以上

ダウンロード
フライヤー+20180122長洞元気村.pdf
PDFファイル 968.9 KB