『日本的(グリーン)インフラの概念を再構築する』
■主旨
グリーンインフラという概念が世界的に注目されつつあります。しかし
ながらその定義はまだまだ曖昧な点もあり、今後の都市づくりや環境保全
の場面でどのような目的で、またいかなる手法で進められるのか、またそ
れが我々の生活に何をもたらしてくれるのかはわかりません。
欧米では徐々に様々な実践がなされていますが、例えばアメリカでは水
環境の適正管理をきっかけに、ヨーロッパでは生物多様性の保全をきっか
けに始まっており、それぞれミッションは少し異なります。一方、21世紀
に入って「インフラ」というものの概念が変わりつつあります。20世紀で
言えば道路や河川などの都市の空間骨格をインフラと言いましたが、情報
インフラが浸透した現在、生活スタイルや価値観の変化に伴いその概念も
変わっていくことでしょう。
この研究会では、このような欧米での動きも見据えつつ、日本的なグリ
ーンインフラとは何かを考えたいと思います。また、インフラそのものの
概念も変わる中で、少なくともこれからのインフラは様々な要素を「つな
ぐ」性格を持つこと、これが地域に新たな「価値」をもたらすものである
ことをとりあえずの仮説的前提としています。
今回の公開セッションでは、多様な分野の方をお招きし、自由な発想で
これからの(グリーン)インフラとはどういうものかを議論していきたい
と思います。
■開催概要
日時:平成30年1月26日(金)18時〜20時半
場所:認定NPO日本都市計画家協会 J’sプレイス
(千代田区神田小川町2-10香取ビルアネックス2F)
登壇者
加藤 孝明(東京大学)
福岡 孝則(東京農業大学)
西田 貴明(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)
三浦 友幸(プロジェクトリアス/気仙沼市)
坂田 昌子(国連生物多様性の10年市民ネットワーク代表)
渡会 清治(JSURP副会長)
高鍋 剛(JSURP/都市環境研究所・コーディネーター)
主催:国連生物多様性10年市民ネットワーク、
認定NPO法人日本都市計画家協会
参加費:無料
定員:30名
お申し込み:好評につき定員に達したため、1/12をもって受付を終了い
たしました。多くのお申し込みをいただきまして、ありが
以上