街づくりAi研究会
(企画書http://www.mmjp.or.jp/TELEPAC/ai/kikaku.doc)
Aiの進展に伴い、街づくりにおけるAiの活用事例が増えるとともに、社会
運営に採用、あるいは進出するAi機能が予想されます。
本研究会は新たに登場するAiの最新情報をフォローするとともに、街づく
りの総合判断、社会運営の総合判断にAiが置き換わる可能性があるか、そ
の可能性を凝視し、各界の識者に意見を求めていくことを活動目標といた
します。
第2回目は、1か月に亘り、RESASデータ(地域経済分析システム)の担当
者とAi化の可能性について折衝・討議した経緯を中心にご報告し、
街づくりAiのような総合的判断を行うAiに関して、
制作に取り組む動きはいくつか見られるものの
ブラックボックス化により判定理由が不鮮明になる問題など、
本格採用に踏み切りかねる壁が、それぞれの形で直面してくる姿をお見せ
します。
話題としては、ビッグデータ活用事例、総合判定Aiの実践例(NHK特集よ
り抜粋)、キロボミニの学習機能に関する実験結果、の結果のご報告を行い
ます。
ご参考までに第1回の討議概要をお付けいたします。
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①今後の検討方向として
◎RESASデータ(地域経済分析システム)の担当者に、
システムの設定趣旨を聞く
(システムの今後の改変方向について
我々の側の要望をぶつけてみる場になる)
②街づくりとAiの関係(討議メモから抜粋)
◎すべてのパターンをシミュレーションできるなら、
その中の最適解を選ぶ、という道も開くが、
そもそもすべてのパターンをシミュレーションできない。
それは将棋のソフトの場合と同じである。
◎さらに、すべてのパターンをシミュレーションできたとしても、
評価ソフトを作ってそのパターンの優劣を決することが難しい。
将棋の場合なら勝ち負けで決着させる道もあったが。
③街づくりソフトが生まれる場合の形態(討議メモから抜粋)
◎プランニングエイドの可能性は、肯定派と否定派と出てくる。
街づくりの部分的な機能を果たすAiは発達しても、
街づくりの総合的な機能のAiは機能しにくい、
言い換えればデータを集めにくいと感じている。
◎可能であれば出来上がっていいことと思うが。
◎危険確率予報等で、いいのでは。Aiとはそんなものだと割り切って。
建築設計の条件設定などだけAiにやらせれば良い。
その後の判断を人間がやれば良い。
◎プランナーの業務はもともと生産的でなく原始的である。
過去の判断データは蓄積されない傾向があり、
その場その場の判断であるから、Ai化は考えにくい。
単に業務を部分的に補う機能があれば良いのでは。
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第2回街づくりAi研究会
日時:平成29年8月2日(水)18:30~20:00
会費:無料
会場:日本都市計画家協会会議室
東京都千代田区神田小川町2丁目10番地 香取ビルアネックス2階
電話:03-6273-7491
議事:RESASのAi化の活用性と総合判断人口知能の開発の方向性
報告者:テレパック副理事長 守茂昭、東京大学特任教授 西沢明、
高度情報通信都市・計画シンクタンク会議 理事長 鈴木聡・理事 守真弓
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申し込み:日本都市計画家協会 理事 守 茂昭
Email:ex4s-mr@asahi-net.or.jp
以上