2017/08/02第2回街づくりAi研究会のご案内

街づくりAi研究会

(企画書http://www.mmjp.or.jp/TELEPAC/ai/kikaku.doc)

 

Aiの進展に伴い、街づくりにおけるAiの活用事例が増えるとともに、社会

運営に採用、あるいは進出するAi機能が予想されます。

本研究会は新たに登場するAiの最新情報をフォローするとともに、街づく

りの総合判断、社会運営の総合判断にAiが置き換わる可能性があるか、そ

の可能性を凝視し、各界の識者に意見を求めていくことを活動目標といた

します。

第2回目は、1か月に亘り、RESASデータ(地域経済分析システム)の担当

者とAi化の可能性について折衝・討議した経緯を中心にご報告し、

 

街づくりAiのような総合的判断を行うAiに関して、

制作に取り組む動きはいくつか見られるものの

ブラックボックス化により判定理由が不鮮明になる問題など、

本格採用に踏み切りかねる壁が、それぞれの形で直面してくる姿をお見せ

します。

話題としては、ビッグデータ活用事例、総合判定Aiの実践例(NHK特集よ

り抜粋)、キロボミニの学習機能に関する実験結果、の結果のご報告を行い

ます。

 

 

ご参考までに第1回の討議概要をお付けいたします。

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①今後の検討方向として

RESASデータ(地域経済分析システム)の担当者に、

システムの設定趣旨を聞く

(システムの今後の改変方向について

我々の側の要望をぶつけてみる場になる)

 

②街づくりとAiの関係(討議メモから抜粋)

◎すべてのパターンをシミュレーションできるなら、

その中の最適解を選ぶ、という道も開くが、

そもそもすべてのパターンをシミュレーションできない。

それは将棋のソフトの場合と同じである。

◎さらに、すべてのパターンをシミュレーションできたとしても、

評価ソフトを作ってそのパターンの優劣を決することが難しい。

将棋の場合なら勝ち負けで決着させる道もあったが。

 

③街づくりソフトが生まれる場合の形態(討議メモから抜粋)

◎プランニングエイドの可能性は、肯定派と否定派と出てくる。

街づくりの部分的な機能を果たすAiは発達しても、

街づくりの総合的な機能のAiは機能しにくい、

言い換えればデータを集めにくいと感じている。

◎可能であれば出来上がっていいことと思うが。

◎危険確率予報等で、いいのでは。Aiとはそんなものだと割り切って。

建築設計の条件設定などだけAiにやらせれば良い。

その後の判断を人間がやれば良い。

◎プランナーの業務はもともと生産的でなく原始的である。

過去の判断データは蓄積されない傾向があり、

その場その場の判断であるから、Ai化は考えにくい。

単に業務を部分的に補う機能があれば良いのでは。

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第2回街づくりAi研究会

日時:平成29年8月2日(水)18:3020:00

会費:無料

会場:日本都市計画家協会会議室

東京都千代田区神田小川町2丁目10番地 香取ビルアネックス2階

電話:03-6273-7491

 

 

議事:RESASAi化の活用性と総合判断人口知能の開発の方向性

報告者:テレパック副理事長 守茂昭、東京大学特任教授 西沢明、

高度情報通信都市・計画シンクタンク会議 理事長 鈴木聡・理事 守真弓

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申し込み:日本都市計画家協会 理事 守 茂昭

Email:ex4s-mr@asahi-net.or.jp

 

 

以上